東京湾には、要塞があった。
その名は「第三海堡(かいほ)」

完成は大正10年、コンクリート製の海上要塞である。

来るべき、外洋から迫る艦隊の侵入に備えて、首都を守る目的で建設された。

今は撤去工事により、なくなっている。
大正12年、完成からたった2年後の関東大震災であっけなくこの要塞は沈み、魚たちの基地になっており、それが東京湾の、船舶の航行安全を脅かしてしまっていた。

15センチ砲が4門、10センチ砲8門を擁する要塞は、2007年まで海の底にあったのだ。

 

東京湾口航路事務所
撤去工事
https://www.pa.ktr.mlit.go.jp/wankou/work/index2-3.htm